すてにゃん氏の技術ぶろぐ

技術っぽいこと書きます

大学を卒業します

卒業式は今週の土曜日です。4年間早かった。
インタラクティブメディアとゲーム開発専攻(学部生)として優等で卒業することになりました。


それでは軽く振り返ります。

大学について

アメリカのマサチューセッツ州にある、ウースター工科大学というとこです。1学年1000人程度の小さめな大学で個人的にはとてもプラスになった。大きい大学には大きい大学なりの良い点が沢山あると思いますが、小さめな大学だと一つ一つの授業の規模が小さいのでわからないことや躓いている部分はすぐに教授に相談ができます。また、4年間の間いつでもISP(Independent Study/Project)をすることができ(個人プロジェクト)、これに関しては教授がOKさえ出せばなんでも出来るので自由度が高いです。大きい大学だとここまで教授とマンツーマンでいろんな事するのは難しいと思うのでよかったと思う。

ISPの話をしたが、他にもMQPやIQPといったものがある。卒業するには必ずこの2つをパスする必要がある。アメリカでは学部生は研究室配属などはあまり無いのでその代わりといいますか、B3のときにIQPをやり、B4でMQPをやった。私の場合IQPの論文のテーマとしてはStarCraft、League of Legendsのような競争的なゲームのデザインについて友人と2人で書きました。実際にプロゲーマーやデザイナーの方とインタビューさせてもらえたので楽しくできた。MQPのほうは多くの生徒は海外に行ってやるのですが私の場合日本の立命館大学に行かせてもらえました。ここで一緒に行った生徒と万歩計とRPGを組み合わせたようなiOSゲームの設計から開発、テストまでを全て約3ヶ月でやりました。こちらも最終的に論文も書いて提出した。最近話題のApple Swiftで書いたのでとても良い経験(仕様変更との戦い)となりました。

日本の大学生と実際に会って気づいた点としては、研究がない代わり私の大学はとても実践的なことを多く学生にやらせているのではということです。4年間のうち授業などで触った言語はRacket, Java, C, C++, Python, JavaScript, C#, Apple Swift, PHPの約10言語です。(授業外で他にもちょっと触りました)ここで理解しておいて欲しい点としては、決して授業で文法とかを教えてもらっているわけではないということです。授業ではTheory(理論)などを教え、課題でPractice(実践)していました。この実践の部分で言語の指定がされて学生は自分たちで文法を調べて解きます。エンジニアはやはりこういった事は自分で調べれるようにならないといけないと私も思うのでよかった。

また、私の大学はなんといってもテンポが早い。4学期制なのだが、1学期が7週間程度しかない。これはどういうことかというと、3週間目に中間テストがあるということ。もう3週間したら期末。授業休んでられないですね。成績は4段階しかない。90点以上でA、80点以上でB、70点以上でC、それ以下はNR(No Record)。NRとは成績表に授業を受けたこと自体が載らないということです。こんな短期間で成績が決まるので1週間程ぼーっとしてるだけで落単の可能性大ですね。こわいこわい。また卒業のためには4年間のうち3つの授業しか落単できないのでまったく気が抜けませんね。私自身、B4の最後までハラハラしてました。今となってはこのスピード感には感謝していますがね。立命館でアプリ開発をしていた頃も開発スピードをとても褒められました、嬉しいなあ。

ここまで良い点ばかり言ってましたが、やはりいくら実践的とはいえ、私の大学も教えている技術はそこまで新しくはありません。先日もC++の話を教授としていましたが、彼はC++11の事をまったく知らなかったので私がstd::unique_ptr、std::move、std::function等について自分の知っている範囲で説明しました。他の教授はウェブ系の事をするのにFlashを勧めてきました。私は結局JavaScriptでやりましたが。とりあえずC++事情についてはもっとC++11以降の機能も生徒に教えたほうがいいのでは?と提案しておきました。ゲーム開発専攻の人々には特に重要ですからね。

キャンパスライフ

とても地味でした。基本的に食事、授業、食事、アニメ、課題、ツイッターはてブ、睡眠のループでした。もちろんたまに友達とゲームしたり遊びに行ったりもしましたが、皆さん忙しいのであまり頻繁には行かなかったです。パーティー行ってる暇があるなら課題進めておきたいですからね。大学は遊ぶ場所だとおもってる人には何やってんの???と思われるかもしれませんが私は後悔はしていません。むしろコンピューターについてほとんど無知の状態からここまで来れたのでとても嬉しいです。かといってもう最強のハッカーかといったら違くて、まだまだ技術力は低いです。完全に何も知らない状態から、自分がどれほど無知なのか自覚できるレベルまで成長したという感じです。これから社会人プログラマーとして急激に成長していくのではと自分でも自分に期待しているのでみなさんも楽しみにしといてください。

進路先

しばらくとても悩みました。大学入る前は院進する気満々でした。大学入ってしばらくしてからは気が変わって、やっぱりはやく仕事に就いてプログラミングしたいと思うようになりました。私の場合見ての通り日本語が出来るのでアメリカでも日本でも就職は出来るのですが、最終的に日本で就職することに決めました。給与などで考えるとアメリカ一択なんですが、自分が日本大好きっていうのもあり日本で就活することにしました。実はもう就活も終了して進路先も決まりましたがそのことについてはまた後日ブログに書きます。